趣味、生活そして少しだけ仕事の事を健忘録としてつづっています。

2013年4月7日日曜日

AURVANA In-Ear2

アウトレットでお安くなっていた、イヤホンを購入しました。

クリエイティブメディア直販店で定価8,800円のところ3,480円とアウトレットという名目でかなりお安くなっている、アルバナインエア2を購入しました。



クリエイティブといえば、パソコンを自作したことがある人にとっては、サウンドブラスターでお馴染みで近年はPC用スピーカー等、電気店で目にすることも多いのですが、ヘッドホン、イヤホンとも販売しています。いつものようにコストパフォーマンス優先で、先日修理したウォークマンに使う目的で購入しました。パッケージはアウトレットといえ、どう見ても箱を含めて新品にしか見えません。
製造時期は2012年12月でMade in Chinaです。

今回のは、通常のダイナミック型ではなく、バランスド・アーマチェアドライバを採用しています。
バランスド・アーマチェア(以下BA)とは一体どんな構造でしょうか?
もともと補聴器のユニットをオーディオ向けに改良したものらしく、図の下半分に位置するアーマチェア(鉄片)がコイルによって可動し、ドライブロッドを介して上側のダイヤフラム(振動板)に伝わる構造です。
ドライバユニット別の構造はオーディオテクニカのホームページに分かりやすく解説してありました。

BA型は特徴として、その構造から小型化でき、感度が高い、中興音域の解像度に優れているといった利点があり、音楽関係では主に、ミュージシャンンが使用するモニターとして有名でした。
一方欠点として、コストが高く、再生周波数帯域が狭い、低音域が弱いといったことがあるそうです。
 スペック 
     周波数帯域: 15Hz~16kHz
     インピーダンス:  42Ω
     音圧感度:  110dB/mW
     コード:     1.2m(OFCケーブル)


まず本体は非常にコンパクトでかさばりません。ステム径が3.5mmと細く、イヤーチップはSMLと2組ずつ付いてきていますが、他社で使えそうなものはあまり無さそうです。
先日ヨドバシカメラで見てみると、コンプライのが唯一売っていましたが、かなり高価で、耐久性が無いとのことで短期間で本体が買える金額になりそう。

ただ、ステム径が細いことから、CKM55に比べると、装着感はかなり良いです。イヤーチップはLが合いますが、できればMとLの中間ぐらいがぴったりかもしれません。

外観上は、左右で形がまったく同じため、横に印刷してあるRとLの文字にたよるだけで、ちょっと不親切です。目が悪いためどちらかにペイントするか考えたいと思います。
またケーブルが細いので、なんとなく断線が心配です。

聴いてみての第一印象は、柔らかい音質です。どこも尖ったところがなく、長時間使用しても疲れずらいと思います。
BA型は中~高音域が強く、低音が弱いとのことだったのですが、思ったより高音は延びが少なく、逆に低音は想像したより出ているように感じました。低音はとにかくいかにイヤーチップを隙間なく耳にフィットさせるかにかかっているようで、適当につけると音がスカスカになります。
全体的にソフトで少し音量を上げめにすると、とても良い音でなってくれます。
子供たちには多分不評でしょうが、個人的には気に入りました。

ただ、ケーブルのタッチノイズが酷いことになっています。歩きながら使うと、ごわごわと相当ノイズが出ます。ケーブル用のクリップを入手して、少しでもノイズを抑えないと、ちょっと・・・・・・

先日修理したCKM55が元気の良い音なのでしばらくは、交互に使っていこうとおもいます。

BA型をこの値段(実際は楽天のポイントを使ったのでかなり安かった)で入手できたのはかなりお得と感じます。
音源はともかくとして、イヤホンによってこれだけ音が変わるを経験してみて、素人である私も十分楽しめそうです。上を見ればきりがないようですが、この年になってまたひとつお楽しみをみつけてしまいました。

ネットを徘徊していたら、おもしろいホームページを見つけました。abcさんの「イヤホン測定結果置場」で、いろいろなイヤホンの測定を行っています。
この中でアルバナ2の測定、レビューと分解方法がありました。

このジャンルも楽しいですね。





















0 件のコメント:

コメントを投稿